[止めて欲しい事。]
-久美子編-


「・・なぁ。」


「ん?なんだ?」


「お前さ・・・・」


「・・・・・・ん?」


久美子は読んでいた雑誌から目を上げて、真剣な表情をしている慎を見る。


いつにない、真剣な、瞳。


その様子にどきりとするが、次の瞬間、慎の口から出た言葉は。


「お前・・・そろそろ、毛糸のパンツはくの止めろ。」


衝撃的、発言。


まさか・・・・・・知っていたなんて!


「!!な、な・・・!別に、いいだろ!お前に迷惑かけてるわけじゃないし・・!」


あわあわと慌てふためきながら、かぁーっと顔に熱が集まっていくのを感じながら反論するも。


「・・かけてんだよ。」


はぁ、と小さくため息をついてきっぱりと慎が言い放つ。


「どこで!」


「・・・脱がす時。それ見ると萎える。」


「なっ・・萎えっ・・ておま!」


「それまで起ってたモンが一気に冷めるってこと。」


「正確に説明すんなっ!第一そんなのあたしに分かるわけないだろ!」


「・・わかんねぇなら見てみるか?」


「!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・ぃぃ・・・・・・・・・・・。」


「じゃ、止めろ。」


ぐっ・・・・!


「俺の、勝ち。」


「や、ちょっとまて!あたしはまだ『うん』とは言ってないぞ!」


「・・・往生際悪ぃな・・」


「女は体を冷やしちゃいけないんだからな!そういう理由でだな、あたしはこれをはいてるわけだ!」


「・・まぁ言いたい事は分かるけどな。」


「だろ?だから・・・」


「・・でも俺がいつも熱くしてやってんだろ。だから必要なし。」


「・・・・そそそそそ!!!ンなこと言うなってば・・・って、おい!な、ナニすんだっ・・・ぁ!」


「・・・やっぱこれ脱いでこいよ。しかもうさぎかよ・・・・ガキだな。」


「ううううるせえ!!お前、萎えるンだろ!見るな!!脱がすな!!」


「あー・・・うるせ。ちょっと、黙れ。」


「んんっ・・・・!ぁ、やっ・・・・!バ・・バカヤ・・・・ぁん!」


「・・熱いだろ?」


「んんっ・・・・・んぁっ・・!!!」


「・・・・・あ。窓閉めンの忘れた。」


「!!!」



バン!



「・・・・・・・・・っ!!・・・!!!」





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・強制終了!






ショートショートノベルと言う事で・・・!(汗) すみません、往生際が悪いのはこの私ですね・・ぐぁ(汗)。
今書いているものがまだUP出来そうにないので、つなぎで・・・えへへv(汗) 会話だけで想像していただければ・・とか皆さんに全てをお任せします><; 毛糸のパンツネタはまたやろうかな、とか思ってます・・・ので;;
ヤバイ、どんどん墓穴掘ってく気が・・(汗) では、この辺で!次回もすぐにUP心がけます!(逃)


(ブラウザバックでお願いですVv)
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