【ホントにホントにご苦労さん。】

もう〜いーくつねーるーとー・・・・


部屋の中にあるTVが来たる正月を告げようとしている・・今日は大晦日。
大晦日といえばコタツに入ってのんびりと。


「うーん・・・・・」


千尋はぐぃっと両腕を上げて伸びをした。今日は16年間生きてきた中で一番嬉しい年越しだ。
コタツの横には一番愛しい人・ハクがいて、それはもう最高にハッピーな年明けを・・・


「千尋・・・」(注:ハク<ちょっと怒り気味)

「センv」(←?)

「セーン!」(??)

「・・・・ぁ。」(・・・)

「って!!何で皆が居るのよ!!!」


ハクと2人きりかと思いきや、横を見れば油屋の主要メンバー(笑)勢ぞろい。ここに
湯婆婆が居なかっただけましだといえようか。


「だってよー、年末年始は油屋締め切っちまうから追い出されっちまうんだよ。
ま、いいじゃんいいじゃん♪」

「そうだぞ!」

「あ。」

「・・・・・・・。」(注:ハク<怒りのため発言できず)


「ちょ、ちょっと待ってよ!リンさんは何となく分かるとしても・・・どうして坊とカオナシまで来てるのよ!?」

「いいじゃんいいじゃん、気にすんなって、なぁ!?」

「そうだぞ!」

「あ。」

「・・・・・・」(注:ハク)

「だめ!だめだめ!お父さんとお母さんも居るもん!」

ブンブンと首を振ってどうにかしようと思うけれど。

「へーきだよ。ハクが張った結界で外界とは閉ざされてるからよ!さ、飲もうぜ飲もうぜ!ほら、セン!いつまでも辛気臭い顔してるなって!」

「な・・・な・・・」

「セーン!何して遊ぶか!」

「・・・い。」

「あ・・・ぁー・・・・」

「・・・・・・い・・・い・っ・・・・」

「・・・・・千尋。諦めなさい・・・・」


ポン。

最後の砦、ハクからも最終宣告をつき渡されて。

「いっやぁぁぁぁ!!!!!!!」


千尋の部屋に張られた結界のおかげで悲鳴は寒空の中にも届かずに。


「セン!飲め飲め!!」

「セーン!遊ぼう!!」

「あ・・・あ・・・」

「・・・・・(ふぅ・・)」


千尋の年越しは騒がしくも華やかに(?)過ぎていくのであった。



「こんなのってなぁぁぁぁぁぁい!!!!!!」



来年こそは、良い年越しを。賀正。



年越しネタは書くの止めようって思ってたのに・・・。書いちゃった。しかも短い(笑)
ちなみにタイトルはドリフターズの名曲より(笑) 今回紅白で歌いますね。楽しみv
では、皆様も良いお年を。

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